バイオガス関連事業
東京ガスエンジニアリングソリューションズは、地域冷暖房やコージェネレーションシステムの黎明期から一貫してエネルギーの効率的利用に取り組んできました。
その多くの実績と豊富な経験を基に、バイオガス利用においても、コンサルティングからエンジニアリング・運用まで万全の態勢を備え、きめ細かくお客様のご要望にお応えしています。
エンジニアリングフロー
東京ガスエンジニアリングソリューションズは、これまで積み上げてきたガスの精製方式の選択や、性状を調整する様々なテクノロジーを駆使することで、あらゆるバイオマスに対応し、最も効率的に活用します。
独自のバイオガス膜分離精製技術
バイオガスには約40%の二酸化炭素等の成分が含まれており、利用にあたってはバイオガス成分に対応した設備とする必要がありました。東京ガスエンジニアリングソリューションズでは、これらの成分を効率的に除去する技術として、ガス分離膜モジュールを適用した経済的なバイオガス精製技術を開発いたしました。
膜分離精製装置
膜モジュール
バイオガス膜分離精製装置により、バイオガスを都市ガスのように多種多様な機器を使い、幅広い利用ニーズに適用することができるようになります。
バイオガス導管注入設備例
バイオエナジー株式会社様(食品リサイクル施設)
食品残渣由来のバイオガスを精製、熱量調整、付臭し、都市ガス導管へ注入する日本初の事業
平成21年度経済産業省「バイオガス都市ガス導管注入実証事業」に採択
平成23年1月より東京ガス(株)の都市ガス導管へ注入開始
施設全景
都市ガス導管注入設備
システムフロー図
食品工場様
バイオガス用コージェネレーション25kw×1基
平成18年3月竣工