コージェネレーションシステム
ガスコージェネレーションシステム(CGS)は発電時に発生する排熱を活用し、エネルギーを有効利用するシステムです。さらにエネルギーマネジメントシステムも用いることで、各種エネルギー機器や再生可能エネルギーと連係した運用を行い安定的に大幅なCO2排出量の削減を実現します。
また、災害に強い中圧ガス導管によって供給される都市ガスを燃料とし、ブラックアウトスタート仕様のCGSと組み合わせることで、エネルギーレジリエンスの向上にも役立てられます。
ガスコージェネレーションシステムのメリット
- ・省エネルギー
- ・環境保全(CO2排出量削減)
- ・経済性
- ・信頼性の高い電力・熱供給
- ・停電への備え(非常用発電機)
- ・電源セキュリティの向上(電源の多重化)
- ・再生可能エネルギーの変動補完
- ・自己託送によるVPP(バーチャルパワープラントの構築)
世界から選りすぐりのエンジンでシステム構築
コージェネレーションシステムの中核をなすエンジンは、国内メーカーはもとより、ドイツ・CES社やフィンランド・バルチラ社など、世界各国一流メーカー から選りすぐりの製品を調達。システム全体との相性をふまえて採用します。海外製品については輸入手続き、パッケージングまで独自に行うなどのコストダウ ン努力により、お客さまのご負担軽減を図っています。
フィンランド・バルチラ社製大型ガスエンジン
バルチラ 20V34SG 発電出力 9,780kW |
発電効率 (LHV) |
47.9% |
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総合効率 (LHV) |
約78% | |
バルチラ 16V34SG 発電出力 7,820kW |
発電効率 (LHV) |
47.8% |
総合効率 (LHV) |
約78% |
クリーンな天然ガスを燃料に用いた、火花着火方式のガスエンジンです。
同タイプのエンジンとしては世界的に導入実績豊富なワールドスタンダードエンジンです。