株式会社J-オイルミルズ様、
日産自動車株式会社様
企業間による分散型エネルギーの面的利用の実現
平成28年度省エネ大賞(省エネ事例部門省エネルギーセンター会長賞) 受賞
平成28年度コージェネ大賞(産業用部門 優秀賞) 受賞
導入前にお客さまが抱えていた問題・課題
両社工場共に省エネ・省CO2に課題意識を持たれていました。
◆日産自動車横浜工場さまの状況
エンジン開発・生産の主要拠点工場として、BCP強化のため自家発電を保有したいというニーズがありましたが、電力需要と比較して熱需要が少なくコージェネから発生する排熱の利用先が少ないという課題がありました。
◆J-オイルミルズ横浜工場さまの状況
既存の熱源設備の老朽化が進んでおり、更新計画を立てられていました。
また、蒸気コスト削減、省エネ、省CO2を推進していました。
解決策
長年にわたる地域冷暖房事業やコージェネ設計・施工・運転管理で培った東京ガスグループのノウハウを活かして、近接する2工場のエネルギー融通をとりまとめ、コージェネから発生する電気と排熱を無駄なく使い切るシステムを構築し、大幅な省エネ・省CO2を実現しました。
分散型エネルギーシステムの面的利用で効率的なエネルギー融通を行い、大幅な省エネと省CO2を実現
業種が異なり、公道で隔てられた2工場において蒸気を融通する、東京ガス管内初めての事例
工場間には片側二車線の横浜市道、さらに上空は交通量が多い首都高速神奈川大黒線があり、熱導管の敷設は困難を極めました。
エネルギーの面的利用を促進し、CO2排出削減と地域活性化を目指す横浜市から道路専有許可等の協力を得て、連携することで無事竣工に至りました。
「エネルギーサービス」採用によるリスク回避とコスト平準化
株式会社J-オイルミルズ様、日産自動車株式会社様
- 業種・業態: 工場
■サービス概要
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導入設備:
コージェネ 8,730kW
給水・蒸気配管(横浜市道に地下にトンネルを掘削し設置)